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若手医師からのメッセージ

小池千明

  こんにちは。島根大学27期卒業、現在医師5年目の小池千明と申します。初期臨床研修を終え、泌尿器科へ入局し、3年が経過しようとしています。よく、「何科ですか?」と聞かれて、「泌尿器科です」と答えると、「えっ?泌尿器科?」という疑問や視線を投げかけられますし、ポリクリ学生さんにも、「どうして泌尿器科に決めたのですか?」と質問されます。学生時代の私は、泌尿器科へ入局するとは露程も思ってはいませんでした。少し泌尿器科を選択した経緯に関して記載させていただきます。
 初期臨床研修の始めの3ヵ月で外科を研修し(当時初期研修は外科が必須)、初めて外科系診療科のやりがいを感じ、東京医科歯科救急麻酔科研修で緊急手術の大変さや、自分の身体を動かすことの達成感や充実感を感じました。さらに、前卒後臨床研修センター長との世間話のようなざっくばらんな進路相談から、「先生は内科じゃないよ、外科だよ」と言われ、外科系の診療科を研修で選択してみようということとなりました。その結果、初期臨床研修の2ヵ月間を泌尿器科で研修し、諸先生方のご指導を受け泌尿器科の楽しさを知り、泌尿器科を選択しました。泌尿器科という名前が的確に本診療科の診療内容を表現しきれていないところと、泌尿器科の一般のイメージが、「尿のこと」みたいな認識なのが、少し残念ですが、泌尿器科は大変に幅広く、やりがいのある分野だと思っています。手術に関しても、局所麻酔の小手術や内視鏡手術などの(体力的に女性医師にはやさしい)手術から、膀胱全摘術などの大手術、ロボット手術などの最先端手術など幅広いです。また、腎臓いのちの椎名教授の御指導のもと、透析や腎移植、腎不全領域もありますし、がん、排尿障害、不妊治療、結石、女性泌尿器・・・などなど、後腹膜から骨盤にかけて、内科的外科的方面で診断から治療、その後まで全部を診ることができます。また、高齢化の進んだ島根県には排尿の悩みやがんなど、地域からも必要とされる重要な分野と考えています。まだまだ若輩者ですが、仕事と家庭を両立していければと思っています。
 学生の皆さん、初期臨床研修の先生方へ。初期臨床研修の際には、外科系に興味がある方はもちろんですが、外科系に興味が無い方も、一生に一度の外科系選択だと思って、数ヵ月外科系診療科を選択してみて下さい。学生の時に持っていたイメージやポリクリ研修と、医師として、働くことでは大きく違うと思います。そして、そのうちの数名でも外科系を、そして、泌尿器科を選んでいただけたら嬉しいです。さらに、できたら、一緒に島根の泌尿器科医療を支えていけたらなあと思います。以上、長々と読んでいただきありがとうございました。

井上圭太

皆さんこんにちは。泌尿器科の井上圭太と申します。私は島根大学卒業後、同大学での初期研修を経て平成22年に泌尿器科に入局しました。私は学生時代から腎臓に興味があり、当初から腎臓に関わる診療科への入局を考えていました。泌尿器科の先生方にはポリクリのときからお世話になり、初期研修を行った際の選択実習でも大変熱心に指導をしていただきました。進路として泌尿器科を選択した理由は、泌尿器科の診療が一般的な泌尿器科疾患に加え、女性泌尿器、透析療法、腎移植など、多岐にわたっていることであり、何よりも診断から治療までをひとつの診療科で行えるという点に惹かれました。
島根大学では多くの先生方の指導のもと、カンファレンス、抄読会、学会へ参加することが可能です。さらに2012年11月よりロボット支援下手術を開始しており、最新の知見や臨床を身につけることが出来る環境といえます。私自身は現在病棟に加え外来診察も行っており、多くの患者さんの診療にあたりながら研鑽につとめています。また、当科で行われた山陰初の脳死腎移植にも、主治医として診療することができ、非常にやりがいのある職場であると思います。
皆さんが研修を始められると、尿路結石などの泌尿器科疾患を救急外来で多くみかけると思います。そのほか高齢者の多い島根では頻尿や尿失禁に悩む方も多く見られます。現在初期研修は2年ありますが、2年という短い期間とはいえ、初期研修の期間に経験したことは、それぞれの専門分野に分かれた後にもかならず役に立つと思います。是非、他の診療科を希望する研修医の皆さんも、一度は泌尿器科に研修に来てください。そして泌尿器科疾患に触れた際に興味を抱いた方は、是非一緒に泌尿器科で一緒に仕事をしましょう!
まずは研修先として泌尿器科を選択してみてください。それが泌尿器科の良さを知る一番の近道だと思います。皆さんと仕事ができる日を楽しみにしています。

安食春輝

2011年4月より島根大学泌尿器科に入局した安食春輝です。私は2009年に島根大学医学部を卒業し、同附属病院で1年間研修を行いました。その後、大田市立病院で残りの初期臨床研修を行いましたが、その際泌尿器科で研修する機会に恵まれました。内科系診療科にも興味がありましたが、外科的治療に加え、内科的な診療内容も網羅する泌尿器科の世界に触れることで、次第に泌尿器科へ入局する意思が固まっていきました(大田市立病院では、臨床研修部長の先生が泌尿器科の部長であり、多少熱烈な勧誘にも左右された感があります)。目下、上司の方々の熱い指導のもと、日々鍛錬しています。大学病院は、膀胱全摘症例、腎尿管全摘症例、および腎部分切除症例など、幅広い分野の症例を経験することが可能です。臨床研修または臨床実習で皆さんとお会いした際は、泌尿器科の魅力を少しでもお伝えできればと思います。見かけたらぜひ声をかけてください。