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指導医コメント


安本博晃 講師

安本博晃先生 医師不足が盛んに取り上げられています。確かに一見、医師は不足しているようですが、社会情勢、制度、人口動態、価値観、市民の保健に対する姿勢の変化により、医師の需要と供給バランスは短期間に容易に変わります。



  • 医療崩壊で無理、不可能、きつい、限界なのか?
  • 能力不足で、仕事が山積みになり、成長できず、自滅しかけているのか?
  • 医療崩壊・人手不足をいいことに、声高に騒いで、実は怠けていないか?

 職業人としての価値を高め、40年程度の現役生活をまっとうするために必要なことはなにか? 目先のことにとらわれず、環境と師(人)との出会いを大切にしてください。都会志向の人が多いと聞きます、それを止めることはしません。もし都会で島根のよさに気がついたら、いつでも戻ってきて欲しい。ある程度の経験を積んで、足場を固めてから世界を拡げてみるのも悪くないと思います。栗山監督のようにデータは示すことができませんが、その方が確実で到達点が高いかもしれません。

小さいことを積み重ねるのがただひとつの道

だと、かのイチローも言っています。

本田 聡 講師

img_honda_shidoui.png 泌尿器科診療は内科的側面と外科的側面を兼ね備えています。その領域は泌尿器腫瘍、排尿障害、尿路結石、尿路性器感染症、腎不全、性機能障害、外傷、小児泌尿器、女性泌尿器などと多彩で、局所ばかりでなく全身管理を学ぶこともできます。扱う臓器も腎臓、副腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、陰茎、精巣、精巣上体、精索などと多岐にわたっており、マイナー系と呼ばれる科ではありますが、腎臓や副腎、膀胱の手術では腹腔からアプローチし腸管を扱うこともあり、一般外科的な手術を経験することもできます。また、開放手術ばかりでなく内視鏡手術も数多く行い、薬物療法や行動療法のような内科的治療から取り組む疾患も多く、『診断から治療まで』、一貫とした診療ができることは非常にやりがいにもなります。
 泌尿器科専門医とは、2年間の初期臨床研修修了後、泌尿器科領域を中心として日本泌尿器科学会で定められた研修カリキュラムに基づいて4年間以上の専門医研修を受け、資格試験に合格し専門医として認定された医師です。さらにがん診療を志す皆さんは、2007年に開始されたがん治療認定医(General Clinical Oncologist)を取得することもできます。
 島根県の泌尿器医療水準は大都市圏の病院と比較しても遜色なく、島根大学ではこれまでも最新の医療を他大学に先んじて積極的に取り入れてきました。医学生、初期・後期研修医の皆さん、『島根の泌尿器科医』になってこれからの島根県の医療を支えていきましょう。