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竹あかり


2019年出雲大社ブルーライトアップでは、手作りの「竹あかり」を設置します。
11月3日には、青い光の竹あかりを、出雲大社の勢溜の鳥居、拝殿近くに設置します。
見応えがあると思いますので、ご期待下さい。当日をお楽しみに!






総勢85名参加!「竹あかりづくり」を開催
昨年の2倍の規模の竹あかりをみんなで作成しました


10月14日(月・祝)の朝9時から、島根県立出雲工業高等学校の敷地をお借りして、出雲大社ブルーライトアップに展示する「竹あかり」づくりが開催されました。出雲工業高等学校は、島根大学医学部附属病院から徒歩で約10分の距離にあります。

今年も地元の大工で「竹あかり 縁」という活動をされている三木裕次さんに、ご指導頂きました。作成本数:は39本で昨年(2018年)の倍以上、ボランティアスタッフも総勢85名!


島根大学病院の糖尿病チーム、糖尿病患者会の皆さん、出雲工業高校の生徒さん、先生方(出雲工業高校は作業場所も提供して頂きました)、県内の志を共にする医療スタッフとそのご家族、などなど、子供から大人までで、頑張りました。多くの方々のご協力に感謝です。

まず最初に、みなさんに資料を配布。
竹あかりの作り方を説明したあと、今回竹あかりを展示するイベントの「世界糖尿病デーはどんな日?」についても説明しました。今回は、医療とは無関係の学生さんやボランティアの方にも糖尿病について少しですが、説明できたことも良かったと思っています。



三木さんの指導のもと、実演を交えながらの説明です。
皆さん真剣に作業手順の説明を聞いています。 電動工具を使いますので、安全に作業しましょうね。


これは竹に型紙を貼っているところです。


3~5人くらいのチームに分かれて、作業します。
今回は85人が参加してくださいました!ありがとうございます。とてもうれしいです。


まず最初に、竹の節の部分を内部から貫通させる作業をします。
中にLEDの明かりを入れるための大事な作業です。竹をきちんと支え、長い金属の棒を使用して突いて中を壊していく、とても力のいる作業です。


二番目に、型紙がずれないように、透明のテープで竹に貼っていきます。テープを切る人と貼る人が分担して作業をすすめるとスムーズですね。テープがピンッ!と張っていて、とても美しいですね。


貼っているのは型紙です。穴を開ける位置てあります。竹の細い方を上にし、節にあわせて位置決めをしてあります。


慣れてくると、しっかりときつめに貼るという、ポイントがわかってきていますね。型紙を大事になでて竹に沿わせていますね。

「どれどれ~?」
まわりの人も、確認しながら作業をすすめていきます。



型紙を貼ったら、次は穴開けです。
穴あけ用のインパクトドライバーを使用します。ドリルの先は色々なサイズがあり、変えながら穴を開けていました。


穴の大きさが大小様々のものには、作業しやすいように、穴のサイズの番号が描かれています。

屋外で作業をしていましたが、途中から雨が降り出しましたので、体育館下のピロティ―まで移動して行いました。
お茶とお菓子場も作って休憩しながら作業し、子供たちも頑張ってくれています。


竹の両端を支えてインパクトドライバーを竹に垂直にあてて穴をリズミカルに開けていきます。


竹が動かないように、しっかりと支えていると、作業がしやすいですね。


大小いろんな大きさの穴がきれいな模様になりました。型紙を外す前に、型紙どおりに、ぜんぶ穴があいているをみんなで確認しています。徐々になれてきてかなり早く進んでいるグループもありました。元合唱部の学生さんは歌いながらで楽しそうでした。



小さな竹にも一工夫しています。今年は細かな模様をつけて、綺麗に仕上げています。

出雲工業高校の学生さんは、丁寧かつ早く仕上げてくださいました。
さらに、新たな形にもチャレンジしてくださり、型紙を使っての穴あけ以外にも、竹の上の所をハートにしたり、星形や月形に穴を開けてくれたりと、さすがでした。


電動ノコギリで星形に整えていきます。


ノコギリも使って、器用に形を整えていきます。


「世界糖尿病デー」の文字は、私たちの師匠、三木さんの作です。明朝体で、文字の「とめ」や「はね」も綺麗に掘られています。竹のつなぎ目を残し、しっかりデザインされている文字は芸術的ですね。


無事に、竹あかりづくりが完成し、トラックに積み込みました。切って短くなったものも、竹あかりとして、使用しています。今年は、新たな試みの、笑顔のあるデザインがありますね。


作業後、みんなで記念撮影!参加者は1歳から79歳までと幅広く85人が参加してくださいました。皆さん、声援や作業のご協力ありがとうございます!
参加者の方は「楽しかった」といって帰っていかれたので、良かったです。自分のつくったものを、当日探すのも楽しみですね。

みんなでつくりあげた「竹あかり」は、11月3日に青い光の竹あかりとして、出雲大社の勢溜の鳥居、拝殿近くに設置します。当日の展示を、お楽しみに!

(写真掲載許可済み・参加者から写真を提供いただきました。ありがとうございます。)





「竹あかり」用の竹を取りに行きました【竹取編】


昨年は18本のブルーライトの竹あかりを、出雲大社の銅鳥居のそばに設置し、とても好評でしたので、今年は本数を増やし、工夫も凝らすことになりました。

竹あかりをつくるには、まずは、「材料の確保」が必要!
ということで、9月15日に有志9名があつまり、山に竹を取りに行ってきました。
朝は少し曇りが広がり場所によっては雨がぱらついていましたが、日中は、青空が広がり秋晴れとなりました。

竹のある場所へ笹や植物のトンネルを歩いて上がっていきます。


長袖長ズボン、歩きやすい靴で山を上っていきます。実行委員長は、しっかり長靴で完全防備で、はきこなしていますね。


山道をどんどん上がっていきます。途中にある木陰で休憩しながら、元気に坂を上っていきます。


竹林に到着。まずは、道具片手に記念撮影! クーラーボックス持参で、暑さ対策の水分補給もします。


竹にはいろいろと種類がありますが、竹あかりに使用する竹は、孟宗竹(モウソウチク)です。
孟宗竹は、イネ科のタケ・ササ類で中国から渡ってきた竹ですが、日本に生育するタケ類の中では最大のもので、大きなものは、高さが25メートル、直径が24センチメートルにもなります。みなさんには、春先に「タケノコ掘り」でお馴染みのタケノコです。

孟宗竹は地下茎が深い種類なので、春にタケノコが地面から顔を出すとエグミが出てくるのです。タケノコを掘るときは、地面を注意深く観察して、先っぽが地面から顔を出す前に、地面のちょっとした起伏を見てみたり、長靴等で歩いている時にちょっと足下が引っかかるな~、盛り上がっているかな~、という感じで見つけて掘り起こします。

(写真参考:昨年加工した竹です)

ちなみに孟宗竹の見分け方は、太いことと、少し白っぽいこと、節の部分にある起伏した線が1本であることです。
(節が2本あるのは、青々とした真竹や、白っぽい破竹です。)

そんな特徴のある孟宗竹は、真竹(マダケ)や破竹(ハチク)とともに用途が広く、三大竹とされています。竹は手軽に利用できることから、加工品として古くから使われてきました。材料としての孟宗竹は、他の竹より厚くて柔らかいので、機械で加工しやすく、生活用品である箸やしゃもじの原料に使われいます。


みんなで一生懸命作業し、ノコギリや鉈(なた)を使って無事に竹を切り出しました。長さをそろえてから、軽トラックに積み込みました。

とっても良い竹が取れましたので、竹あかりを作るのが楽しみですね。
本日の竹の山の使用を申し出てくださったNさん、ありがとうございました。

当日はこの竹の他に患者会のOさんの竹、20本も使わせて頂きます。
Oさん、ありがとうございます。

11月3日当日の、出雲大社ブルーライトアップの「竹あかり」、ご期待ください!


 【「竹あかり」づくり】
 日時:2019年10月14日 9時から13時まで 
 場所:島根県立出雲工業高校 






「竹あかり」づくり 募集のお知らせ

(日時:10/14(月曜日・祝日)9時~13時 場所:出雲工業高校)

11月3日の世界糖尿病デー出雲大社ブルーライトアップで、昨年好評だった竹あかり展示を今年も行います。イベントに使用する竹あかりを一緒に作ってみませんか?


自分たちもライトアップのイベントで何をつくって新しい展示をしたい、という実行委員のメンバーの提案で、昨年(2018年)から、新プロジェクトとして始動した「竹あかり」。とても好評でしたので、今年も開催することになりました。

「竹あかり」とは、竹でつくった灯籠のことで、竹に穴をあけて中からろうそくやLEDなどで明かりを灯す作品のことです。

竹あかりの作成や設置には、地元の大工で「竹あかり 縁」という活動をされている三木裕次さんとの出会いではじまりました。三木さんは、松江市の水燈路にも関わっておられ、竹あかりを通じて人と人との「縁」がつながり、幅広い世代での交流が広まれば嬉しいとおっしゃっています。また、竹あかりを作って終わりではなく、環境の事も考え、竹はバイオマスなどでエネルギーや土に返したりという循環を大事にされている熱い思いをお持ちのとても素敵な人です。


(三木さんとブルーライトアップ実行委員のメンバー(昨年(2018年)の打合せ風景)

竹を使ったあかりのオブジェの制作は、電動ドリルを使って竹に穴を作りながら、模様をつくっていきます。
竹の上に、作りたい模様をデザインした紙を上から貼り、テープ等で固定します。紙の上から、ドリルで穴を空けて、模様を作っていきます。電動ドリルを使った穴あけは、初めての人でも簡単にできます。


(昨年(2018年)の竹あかりづくりの様子です。)
紙を竹にあわせて節のところで上下がわかるように番号をふったあと模様を描き、その紙を竹に貼り付けて、ドリルで丸い穴をあけています。

ドリルを使うときには、竹をきちんと支えます。

イベントに設置する竹あかりは、大きな作品になりますので、竹の節の部分を考慮したデザインになります。竹は、穴を空ければ空けるほど、強度が弱くなりますので、バランスを考えて作ります。


(昨年(2018年)の竹あかりづくりの様子です。文字に沿って穴を空ける準備をしています。)

文字など少し複雑な作品は、写真のように、文字の紙を貼ってから、加工していきます。

竹あかりのオブジェクトの作成は、初めての人でも簡単にできますよ。実行委員のメンバーも、昨年初めて作成しましたので、ぜひ、一緒に楽しみながら作りましょう。

  • 竹あかりをつくってみたい
  • ブルーライトアップの活動に関わってみたい
  • みんなで一つのものを作りたい
  • 糖尿病について知りたい
  • 病院で働く人たちと交流してみたい

という人は、ぜひ、お問い合わせ下さい。

  • 電動ドリルや手袋は貸出します
  • 作業の時は、動きやすい服装できてください。
  • 安全第一で、無理せず、ゆっくりと作業しましょう。

 日時  : 2019年10月14日(月・祝日)9:00~13:00 
 集合場所: 島根県立出雲工業高等学校 
 指導者 : 竹あかり 縁  三木裕次 様 
 対象  : どなたでもOK (糖尿病啓発に興味のある人・竹あかりを作りたい人) 
 申込締切:2019年9月30日(月) 
 申込先(教職員):内分泌代謝内科 (竹谷・四方田) 

※一般の方は、島根大学医学部内科学第一(Phone: 0853-20-2183)にお問い合わせください。
※参加者は、保険に加入するため、申込の際に、氏名・年齢・性別をお伺いいたします。
※個人情報は、今回の「竹あかり」づくりの保険加入のみに使用いたします。