第23回石見臨床眼科研究会に参加しました

2023.12.02

12月2日に浜田市で行われた石見臨床眼科研究会に参加しました。 僕は島根大学の斜視・弱視診療について講演させていただきました。 また、高梨眼科の高梨先生からは糖尿病網膜症の早期受診と眼科・薬剤師・内科の連携について スタンプカードを用いた連携体制を試みられていることをご講演いただきました。 現在糖尿病患者さんの連携は糖尿病手帳を用いて行っておりますが、それだけだと眼科に受診できないことも多いので、 今後もいろいろ試行錯誤しながら多くの患者さんが受診していけるよう取り組んでいかれる予定とのことです。
また、特別講演では糖尿病黄斑症の治療についての機序や難治症例に対する局所レーザー及び抗VEGF、手術などの治療について山口大学の木村先生よりご講演いただきました。 自分の外来でも難治症例やどのようにすればもっと効果的に浮腫をひかせることができるのか悩むことが多いため、普段の診療に直結するものでした。
島根西部の先生とはコンタクトが少なく、このような機会にたくさんの先生方にご挨拶ができたことがうれしく思いました。
石見臨床眼科研究会は一時期中断していたとのことですが、益田日赤の高井先生やおさだ眼科のおさだ先生、 島根大学の谷戸先生のご尽力もあり現在は1年に1度開催することができているとのことです。 ぜひ来年も参加させていただき、今後の島根医療を盛り上げていこうかと思います。

市岡 昇


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