[平成22年11月25日更新]

平成22年度「初期・後期臨床研修プログラムセミナー」及び「島根県初期・後期臨床研修ガイダンス」の報告

〔記事〕

平成22年11月20日(土)10:00からニューウェルシティ出雲において、亀田ファミリークリニック館山 院長 岡田唯男先生をお招きし、「初期・後期臨床研修プログラムセミナー」を開催しました。

本院の指導医をはじめ、県内の地域医療機関の病院長、指導医、県、行政、加えて研修医、学生等、多くの参加がありました。

岡田先生からは「ジェネラリスト(幅広い領域を扱う専門家)の育て方」と題して、家庭医療、家庭医がなぜ必要であるのか、また、どのように育てるのかを亀田ファミリークリニック館山での診療を通して講義していただきました。亀田ファミリークリニック館山では年齢、性別、臓器別などを問わず、すべての医師がすべての病気を診察し、また、専門医への紹介はごくわずかであること、また、人間的なつながりをもった関係で医療をすることが重要であり、それを重視した研修をすることが大事であると説明していただきました。

参加者からは、もう一度話を聞きたい、亀田ファミリークリニック館山で研修したくなった等の感想があり、充実したセミナーとなりました。(亀田ファミリークリニック館山は平成23年度の島根大学医学部附属病院卒後臨床研修プログラムG総合医育成特別コースに協力施設として登録してあります)

また、引き続き12:00からは「島根県初期・後期臨床研修ガイダンス」を開催しました。

亀田ファミリークリニック館山及び県内の9つの臨床研修病院並びに鳥取大学医学部附属病院に参加いただき、まず最初に各臨床研修病院の特色及び研修内容についてプレゼンテーションを行い、その後各病院のブースに分かれて個別説明を行いました。

島根大学医学部の学生を中心に、関心のある病院の研修内容や処遇及び将来希望する診療科等のことについて質問が寄せられました。

また、各臨床研修病院の情報交換の場となり、連携を深めることができました。

〔セミナー・ガイダンスの様子〕
H22.11.20
セミナーの様子
H22.11.20
ガイダンスの様子