[平成21年8月25日更新]

【事後報告】平成21年度若手医師ステップアップ研修会を開催しました。

「若手医師ステップアップ研修会」報告

島根県との共催による研修医等定着対策事業の一環として、平成21年8月23日(日)ウエルシティ島根において島根県内の指導医・研修医・医学生を対象に「平成21年度若手医師ステップアップ研修会」を開催しました。

第一部は筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター 総合診療科 准教授 小林裕幸先生を講師にお招きし、『日本で求められるジェネラリストの魅力とは』と題し、家庭医の必要性及び、家庭医に求められる知識や技術、またスキルアップのための方策等についての講演をしていただきました。出席者から、多くの質問があり、充実した講演となりました。

第二部は『災害時における救急医療について』と題し、救急部 畑講師による実習を開催しました。畑講師は災害医療のスペシャリストであり、ご自身の経験を交えてのユーモアたっぷりの説明の後、小グループに分かれ実習を行いました。出雲市駅前で災害事故が起こったと仮定して、災害現場の指揮等の位置を地図に記入後、実践さながらに患者カードを用いてトリアージを行い、早さと正確さを班ごとに競いました。畑講師の工夫あふれる実習に指導医の先生方をはじめ、研修医、学生から、「とても素晴らしい実習だった。」 「プラスになった。また、実習したい。」等の意見が多数ありました。

ご講演、ご指導頂きました小林先生、畑先生、ありがとうございました。

研修会風景