[平成26年11月11日更新]


「平成26年度 島根県臨床研修指導医講習会」報告

指導医講習会のタスクフォースを振り返って

小児科 山田健治

 今年度で3年連続タスクフォースを務めましたが、正直な感想は「今年も疲れた・・・」です。ただ、疲れ以上に得られるものがあり「やりがい」も感じています。

 受講生や他のタスクフォースの先生方と一緒に一つのものを作り上げていく過程の中で、毎年新しい発見もありますし、受講する先生方の臨床現場とは少し違う姿が見られるのも刺激的です。初めて指導医講習会を受講した際には、「こんなことをして何の意味があるのか?」という疑問があったのですが、タスクフォースとして参加すると、この講習会の意義や目的などがより鮮明になる点も面白いです。そして一番の楽しみは、受講した小児科の先生方の変化を間近で感じ取れる事です。受講して指導医となった先生たちが、教育や後進の育成に悩みながらも講習会で学んだ事を活かそうとする姿勢を見ると、タスクフォースをしていて良かったな、と強く思います。

 なんて偉そうに書いてますが、普段の僕は「教えてクレクレ」といつも先輩医師に教わってばかりで、気持ち(と知識量)は「まだまだ研修医」なんですけどね。