[平成21年8月28日更新]

【事後報告】平成21年度 地域医療セミナー「夏季地域実習」について

夏季地域実習参加内訳(28名)

参加大学名別・・・本学 18名,自治医科大学 9名,愛媛大学 1名

実習地区別・・・・松江地区 3名,雲南地区 4名,大田地区 4名,浜田地区 3名,益田地区 3名,島後地区 4名,島前地区 7名

参加者学年別・・・1年生 14名,2年生 3名,3年生 5名,4年生 3名,5年生 2名,6年生 1名

地域医療セミナー

公立雲南総合病院診療局長の大谷順先生に「地域医療の現場で今、何が起こっているのか」と題して講演いただき、地域の医療機関における二次医療の重要性や本学卒業生としての熱い思いなど、地域医療を担う医師の姿を垣間見ることができた。

意見交換会

平成21年8月21日(金)16時30分より,8月10日〜21日に県内7地区で実施された夏季地域医療実習に参加した本学、自治医科大学及び愛媛大学の医学科学生23名と,本学医学部地域医療教育学講座熊倉教授を始め,実習をささえていただいた各保健所関係者,自治医科大学卒業生,島根県医療対策課及び自治医科大学河野准教授の20名と意見交換会を行った。

学生から,各地区の実習報告があり,地域医療を担う先生方の幅広い知識、地域における中核病院との連携を体感し,大学では学べない総合医療について理解を深めることができた。特に今年は1年生が多かったが、実習に参加することでモチベーションが上がった、もっと実習期間を長くしてほしいなどと積極的な意見があった。一方,各保健所からは,慌ただしいプログラムを熱心にこなしてくれたとの労いがあり,来年,さらに参加学生の要望に応えていきたいとのことだった。先輩である県立中央病院の研修医からは,卒後は専門医から学ぶことが多いので、総合医療を体験できるこのような実習を大切にしてほしいとアドバイスがあった。

また,自治医科大学の河野准教授からは,急遽,ジェネラリストの重要性、総合医療の意義等について講演があり,学生は改めて地域医療の必要性を認識した。

予定より30分遅れの19時からは,38名が参加し懇親会を行った。将来、地域医療を担うであろう学生同志、関係各機関の担当者との親交を深めることができた。

実習風景