医学英語教育・国際交流

アドバンスド・イングリッシュスキルコース

島根大学医学部では、英語必修科目以外でさらに英語力をつけたいと希望する学生を対象に、英語高度化プログラム「アドバンスド・イングリッシュスキルコース」を開講しています。

「上級 TOEIC セミナー」「グローバルリテラシーセミナー」「海外留学セミナー」「臨床英語」「アカデミックイングリッシュ」「海外研修A」等の科目から、学生の個々のニーズやレベルにあった科目を自由に選択することができます。

国際交流・海外研修の推進

 

海外留学

島根大学では多くの学生が海外留学をしています。看護学科の学生の留学体験を伺いました。

看護学科  浜田 夏帆さん

 私は、看護とは何なのかと悩んだことから、一度海外に出て自分の長年の憧れの地に行ってみようと思い、イギリスへ留学することを決意しました。そして、1年間休学をしてイギリスの障がい者福祉施設でのインターンシップを経験しました。

 障がい者福祉施設では、アクティビティのボランティアとして、10か月の活動を行いました。施設の利用者さんが少しでも楽しく過ごせるような活動を、スタッフや利用者さんと一緒に考えながら行っていました。その中で、決して直接的なケアをすることだけが看護ではなく、相手がどうすればよりよく暮らせるか、少しでも喜んでもらえるか、そう考えながら、関わることが看護であるということに気づきました。この経験があったからこそ、看護の面白さや魅力に気づくことができたと思います。看護師として活動するのはこれからですが、この留学で見つけた私なりの看護観を大切にしながら患者さんと関わっていきたいと思います。

 この留学に至るまでに、医学部の英語教育学講座や看護学科の先生方、国際交流センターの先生や国際交流課の方と多くの方のお世話になりました。留学についての情報提供や奨学金の申請支援、留学中のサポートなど、私の「やりたいこと」の実現に向けて支えていただける環境があったことにとても感謝しています。

 写真:りんごの豊作を願うサマーセット州の伝統行事、ワッセルを施設で行った際の様子。