2019年3月21日松江テルサで行われた,松江市民フォーラム「島根大学病院の最新治療〜2019春」で,
3つのテーマの内の一つとして緑内障の最新治療についてお話ししました。
緑内障は,年齢とともに目と脳をつなぐ視神経がゆっくりと萎縮する病気で,わが国の失明原因第1位となっています。
この視神経の萎縮は,眼圧を十分低く保つことで進行を予防することができます。眼圧を低くする治療には,
目薬を使用する方法と手術を行う方法があります。講演では当院で行っている新しい検査方法と手術治療について紹介しました。
他には,循環器内科・田邊教授から心不全について,精神科・稲垣教授からうつ病についての講演がありました。
ご参加の方々からのたくさんの質問があり,大変盛り上がった会でした。
谷戸正樹