公開日 2011年03月29日
3月25日(金)島根県庁知事室において,島根大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程「地域医療支援コーディネータ養成コース」の修了生4名に対し,松尾秀孝副知事から島根県地域医療支援コーディネータの認定証書が授与され,初の「地域医療支援コーディネータ」が誕生した。
島根県内の医師や看護師が,地域で夢や希望を持って働き続けられる環境をつくることを目的に,平成21年4月に本学大学院に全国で初の「地域医療支援コーディネータ養成コース」を設置した。その1期生として,ベテランの看護師,県や市の職員など4名の多様な人材が入学し,2年間の講義,現地実習を通して医師の勤務の実態,地域医療の課題を学び,このたび県内で活動することとなる。
今後,医師と大学,医療機関及び行政と調整を行い,地域の医師定着と地域で働く医師・看護師等の支援を行うことにより,医師,看護師不足を解消し地域医療を支えていくその役割に大きな期待が寄せられている。
右から菅森暢之さん(大田市立病院職員)
藤井麻由美さん(島根県職員)
松尾秀孝副知事
吉岡みち子さん(医学部教員)
吉田カネ子さん(隠岐の島町看護師)