公開日 2015年03月18日
平成27年3月6日(金)18時00分からみらい棟4階ギャラクシーにて島根大学がんプロ事業中間報告会を開催しました。
第Ⅱ期となるがんプロフェッショナル養成基盤推進プランは,文部科学省大学改革推進事業として平成24年度から開始され,ちょうど26年度が5年事業の中間点となることから,本学の事業成果等の報告と今後の事業展開の再確認を目的に開催されたものです。
報告会の内容は下記のとおりです。
文部科学省大学改革推進事業がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
<ICTと人で繋ぐがん医療維新プラン>島根大学がんプロ事業中間報告会
日 時:平成27年3月6日(金)18:00~21:00
会 場:島根大学医学部附属病院 みらい棟4階ギャラクシー
配信先:済生会江津総合病院、町立奥出雲病院
参加人数:34名(島根大26名、済生会江津7名、町立奥出雲1名)
- 開会挨拶
開会の辞:島根大学医学部 内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授 礒部 威
総合司会:島根大学医学部 緩和ケア講座 教授 中谷 俊彦
ご 挨 拶 :島根大学医学部 医学部長 大谷 浩
ご 挨 拶 :島根大学医学部附属病院 病院長 井川 幹夫 - 講 演
「地域で輝き続ける大学病院を目指して」病院長 井川 幹夫 - 事業報告
島根大学医学部 内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授 礒部 威 - シンポジウム ~島根大学のミッションは遂行できたか~
司会:島根大学医学部 内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授 礒部 威
講演(1)がん医療教育の充実 島根大学医学部 緩和ケア講座 教授 中谷 俊彦
講演(2)地域貢献 町立奥出雲病院 副院長 鈴木 賢二
講演(3)チーム医療 島根県済生会江津総合病院 副看護師長 大濵 理砂 - 休憩
- 第3部:パネルディスカッション ~島根、山陰地区におけるがんプロの今後~
(化学療法、放射線、婦人科がん、高齢者のがん)治療における地域連携について
テーマ(1)化学療法について
(2)放射線治療について ~島根の放射線治療の現状~
(3)婦人科がんについて ~島根の婦人科がん診療の現状~
(4)高齢者のがんについて~高齢者機能評価と電子カルテ導入について~
司会:島根大学医学部 緩和ケア講座 教授 中谷 俊彦
島根大学医学部 内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授 礒部 威
パネリスト:
出雲市立総合医療センター 病院事業管理者 雫 稔弘
島根大学医学部附属病院 地域医療連携センター長・耳鼻咽喉科 教授 川内 秀之
島根大学医学部 放射線医学講座 放射線腫瘍学 教授 猪俣 泰典
島根大学医学部 産科婦人科 教授 京 哲
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 助教 津端 由佳里 - 閉会の辞:島根大学医学部 放射線医学講座 放射線腫瘍学 教授 猪俣 泰典
今回の中間報告会を開催することにより、平成24年度から取り組んできたがんプロ事業を学内やインテンシブコース生が所属する施設へ紹介することができました。
シンポジウムでは、これまで本学で取り組んできたがん医療教育、地域連携、チーム医療について講演いただき、TV会議システムを活用した連携が特に役立っていることが分かりました。
パネルディスカッションでは、化学療法、放射線治療、婦人科癌、高齢者のがんについてをテーマに発表、コメントをいただき、今後の課題を発見することができました。
来年度以降も、がんプロ事業について報告の機会を設けたいと考えております。