寧夏医科大学(中国)の学生4名を招へいしました。

公開日 2015年11月02日

 島根大学医学部では、昨年度に引き続き、平成27年度JST「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプラン)が採択され、平成27年10月12日~21日の期間、島根大学と交流協定を締結している、寧夏医科大学(中国)の学生4名を招へいしました。
 学生たちは2グループに分かれ、基礎医学の実験補助をしたり、医学科5年生の臨床実習のグループに加わり、医学生と英語で交流をしながら、病棟や外来で研修を行い、日本の高度な医療技術を学びました。
 また、奥出雲病院(仁多郡奥出雲町)を訪問し、院内のスタッフの説明を受けながら見学しました。留学生たちは、自国との入院制度の違いや日本の優れた施設に関して多くの質問をなげかけ、熱心に院内を見学しました。
 研修以外では、岡山県の倉敷科学サイエンスセンター(JST関連施設)を訪れ、最先端の科学技術に触れることができました。さらに、島根県出雲市の出雲大社・日御碕灯台などを見学し、日本の歴史や文化を知る良い機会となりました。
 日本で見識を深めた彼らが、今後の更なる学業・研究を積んでいく上での良い礎となることが大いに期待される研修となりました。

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クリニカルスキルアップセンターにて、聴診研修

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気持ちが良い秋晴れの出雲大社

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送別会