公開日 2019年12月25日
本学SCOP(医学部医学科5名)が、2019年11月2日に東邦大学大森キャンパス医学部エリア 体育館で行われた「第5回全国医学生BLS選手権大会(決勝大会)」に出場し、優勝しました。
BLS選手権とは心肺蘇生法を含めた一次救急救命の知識・技術を競う大会です。
島根大学SCOPは、本大会に1回目から出場しており、2回目、3回目で総合優勝を果たしています。年々出場校が増え、今大会は過去最多の32校が出場した中、2年ぶり3度目の栄誉に輝きました。
9月に開催された予選大会では2位通過でしたが、決勝大会では、3つの部門*で競い、本学は、成人Hard部門で1位を獲得し、そして見事、総合優勝を果たしました。
メンバー:島根大学医学部医学科 4年 白鳥博之,根本卓也,滝沢章,足立元,立岡慶祐
*3つの部門
成人:胸骨圧迫(Standard)+人工呼吸+AED部門
成人:胸骨圧迫(Hard)+人工呼吸+AED部門
乳児:胸骨圧迫+人工呼吸+AED部門
(メンバーから)
優勝までには、様々なエピソードがありました。地方大会までにはどうすれば素早く適切な換気量が保てるかを先生や先輩方からのアドバイスを元に取り込み、決勝大会までは、3人法での連携の仕方を中心に取り組みました。
今回優勝ができたのも、島根大学スキルアップセンターの狩野先生を始め歴代の諸先輩方のアドバイスがあってのことです。もちろん嬉しいことなのですが、それと同時に我々は、市民の方が唯一できる医療行為であるAEDの普及を行っていければと思っています。この取り組みによって、防ぎうる死から1人でも多くの人を救うことができたらと願っています。