「一般用フェイスシールド」販売についての報道発表と贈呈式を行いました

公開日 2020年11月20日

 このたび,本学と(株)河内(本社:広島市,工場:出雲市)との共同研究により製品開発したフェイスシールドを同社が販売する運びとなり,10月23日(金)出雲キャンパスにおいて報道発表しました。
 開発したフェイスシールドは収納時にフラットで収納性が著しく高く,使用時にはフェイス面が湾曲して飛沫感染を十分にガードできる形状となります。大量の備蓄に最適であり,極めて安価なディスポーザブルフェイスシールドです。厚さ0.25mmのPETを活用して透明性も格段に向上しました。素材がシンプルで安全に廃棄でき,焼却時の環境にもやさしい製品です。
 本製品については,特許および意匠を共同出願済みです。
 また,この取組みは,出雲市と協働で進める「やさしい医工連携」の一環で,その成果です。
 なお,同社より本製品2000枚が島根大学に,1000枚が出雲市に寄贈されることとなり11月12日(木),地域未来協創本部 地域医学共同研究部門に於いて,贈呈式が行われました。
 寄贈いただいたフェイスシールドは備蓄用として保管しておき,入学試験や学生のグループディスカッション等,必要に応じて活用させていただきます。


【知的財産権】
特許 出願番号:2020-164493
意匠 出願番号:2020-20897
出願日 令和2年9月30日
 

  
  開発した一般向けフェイスシールド

 

  
  

         贈呈式の様子
(写真左から:(株)河内 営業部課長 永島 好教氏、地域未来協創本部 
中村 守彦教授)

 

お問い合わせ

 島根大学 地域未来協創本部 地域医学共同研究部門
 TEL:0853-20-2912
 E-mail:cmrc@med.shimane-u.ac.jp