島根大学医学部における新型コロナウイルス感染者の発生について

公開日 2020年12月18日

医学部長 鬼形和道

 2020年12月10日に、医学部学生7名が新型コロナウイルスに感染したことが報道されました。クラブ・サークル内の会食を介したクラスターとなりました。

 学生への指導不足と,このうち1名が附属病院内で実習をしていたことを大変重く受け止めております。附属病院を受診される患者さま、関係者の皆さま、および地域の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

 同日より、学生のキャンパス内への入構を禁止しオンライン授業を実施しています。保健所の調査に全面的に協力しておりますが、本日まで新たな感染者を確認しておりません。また、附属病院に入院中であった患者さま、関係する医療従事者に対する検査を行い、感染者のないことを確認しています。

 本学ではこれまでも、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から行動指針を定め、教育・研究活動、国内移動、および課外活動の制限など様々な対応を講じてきましたが,誠に残念な事態となり申し訳なく存じます。

 この事態を厳粛に受け止め,学生および教職員に「社会に説明責任が果たせる行動」をとるように指示するとともに,学生の人権尊重と個人情報の保護にも配慮し、徹底した感染防止対策を講じてまいる所存です。