「コロナ禍・ポストコロナに向けたWEB交流会」を開催しました

公開日 2021年08月31日

 島根大学は、8月18日(水)に『身近な技術・アイデアと医療現場をつなぐ「やさしい医工連携」のススメ-コロナ禍・ポストコロナに向けたWEB交流会-』をオンラインにて開催しました。本交流会は、「令和3年度第3回島根大学キャリアデザインプログラム履修生対象セミナー」を兼ねて開催したもので、同プログラム履修生や高校生、地元事業者、医療従事者、地方自治体関係者の約100名が参加しました。
 まず、島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門長 中村守彦教授から「人類未曾有の大ピンチをビッグチャンスに変える創造力と実践力!」として、出雲市と本学医学部・附属病院が出雲圏域の事業者と連携し、医療現場のニーズを汲んだ製品・サービスを開発する「やさしい医工連携」の成果発表がありました。その後「やさしい医工連携への今後の期待」をテーマに、株式会社河内 営業部課長 永島好教氏、島根大学医学部附属病院 看護師 矢野牧江氏、出雲市商工振興課 飯塚潔氏らによるパネルディスカッションが行われました。
 参加者から「医工連携とは縁が今までなかったが、今回の交流会で、自分の専攻と接点があることを知れ、キャリアデザインの場としても良かった。」、「『やさしい』の意味が分かり、医療関係はハードルが高く難しいイメージがあったが、弊社の強み弱みを分析して挑戦したいと思った。」という感想が寄せられました。
 交流会では、島根大学病院の医療現場ニーズ(11テーマ)が初公開され、企業個別相談会が別途開催される予定です。これまでも多くの製品を開発してきた「やさしい医工連携」がさらに発展していくことが期待されます。

 
■ 問合先:
 島根大学 地域未来協創本部 地域医学共同研究部門
   TEL 0853―20―2912
   FAX 0853―20―2913
   e-mail:cmrc@med.shimane-u.ac.jp