公開日 2022年04月18日
令和4年4月13日島根大学松江キャンパスにおいて、「新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センター」の設置についての記者会見が行われました。
本学は令和2年4月に、旭化成(株)、京都大学、長崎大学、三重大学とコンソーシアムを設立し、既存のRNAワクチンとは異なる機能(抗体価の長時間持続、副反応を起こす可能性が極めて低いなど)を持つ次世代ワクチンの開発を進めてきましたが、今回、国から感染症研究の中核となる6大学の1つに認定され、新型コロナウイルス感染症を始めとした新興感染症に対するワクチン・治療薬の開発を目的とする本センターを令和4年4月に開設しました。現在、センターの組織整備を進め、他関係機関との連携を強化し、より短期間での社会実装を目指しています。
記者会見では、鬼形和道センター長及び浦野健副センター長より説明があり、本センターの設置により、研究・開発を加速させて、いち早くワクチンや治療薬を届けていきたいと話しました。
今後、本センターを拠点として、他国の事情に左右されない、国内での迅速なワクチン・治療薬の開発が期待されます。
説明する浦野副センター長
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