公開日 2023年09月11日
医学部附属病院総合診療医センターの副センター長の和足孝之(わたりたかし)准教授と坂口公太助教が、この度医療書籍「医療に必要なリーダーシップ・スキル」を刊行しました。本書は、総合診療医におけるリーダーシップの重要性をはじめとした様々なテーマについて、実践的な視点から解説した医療従事者向けの専門書です。
「総合診療医」とは、患者さんの様々な疾患・外傷を総合的に診療する医師のことで、過疎化が進む島根県においては、地域医療の担い手として活躍しています。
当院では、「総合診療医センター」を2020年12月に発足させ、総合診療医の養成はもちろん、国内最大の総合診療ネットワークを駆使して、島根県内の離島や遠方の医療現場と大学病院をバーチャル空間でつないで診療を行うなど、地域医療に貢献しています。
【坂口助教からの書籍に関するコメント】
医療現場におけるリーダーシップの真髄を、一冊の書籍で体験してみませんか?
22名の総合診療医を中心とした若手医師が集結し、深く鋭いケースディスカッションを展開。その中心にあるのは、「医療現場において、真のリーダーシップとは何か?」という問い。有事の総診をテーマに、リーダーシップがどのように医療現場での危機を乗り越える鍵となるのかを浮き彫りにします。さらに、病院の理念や資金獲得の秘訣、美意識の重要性に至るまで、実践的な視点からの貴重な寄稿を多数掲載。
この書籍一冊で、医療のフィールドにおけるリーダーシップの全貌を網羅しています。
お問い合わせ:総合診療医センター TEL:0853-20-2217(担当:坂口)
総合診療医センターHP