公開日 2023年09月28日
生理学講座(神経・筋肉生理学)の桑子賢一郎准教授を代表者とする研究課題が、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の、令和5年度「革新的先端研究開発支援事業」のAMED-PRIMEに採択されました。
AMEDは、医療分野の基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進と研究成果の円滑な実用化のため、研究開発及び研究環境整備のための助成や支援を行う国立研究開発法人です。
今回の研究課題は、各研究領域のうち「根本的な老化メカニズムの理解と破綻に伴う疾患機序解明」という老化研究開発領域において、120件の公募の中から厳正な審査を通過した基礎研究です。
今後、AMEDの支援のもと研究が進められることが期待されます。
【採択研究概要】
・研究課題 :核を起点とした新たな神経活動制御とその破綻による脳機能老化
・研究代表者:桑子 賢一郎
・研究期間 :令和5年10月〜令和9年3月
・研究内容 :生理的な脳老化のしくみはいまだに多くが不明のままであり、分子メカニズムに立脚した抜本的な抗脳老化戦略は確立されていません。本研究課題では、代表者らが発見した「新しい神経活動制御システム」から普遍的な脳老化のメカニズムに迫り、脳の健康長寿促進技術の開発につなげていきます。
採択情報はこちら
お問い合わせ:生理学講座(神経・筋肉生理学) 担当:桑子
神経・筋肉生理学HP