公開日 2024年08月26日
看護学科オープンキャンパスが8月3日(土)に開催され、看護学科棟N11教室を主会場に、189名(保護者等付添者含む)の参加がありました。
医学部長の挨拶で開幕したオープンキャンパス。医学部の中に看護学科があり、医師を目指す人と共同で学ぶことができる環境、すぐ近くに看護師の育成に協力的な附属病院があり、質の良い実習が行いやすい環境が整っているという島根大学医学部の強みや、卒業生の医療現場での貢献について話され、熱心にメモをとっている参加者も見られました。
次に病院長より、『これからの医学部』として、島根大学医学部の使命について説明がありました。「幅広い知識を得ることが大切。そして人の幸せのために尽くす『利他行』を積む。患者さんの視点に立った医療を提供することが地域医療の発展につながっていく。」と話しました。
引き続き、看護学科長から「求める学生像(アドミッションポリシー)」の概要や、育成する人材について説明がありました。社会の人々の命と生活を支える自立した看護専門職を育てるために、「他者に関心を持ち、お互いに支え合え合うことができる人。看護職には、今、目の前にいる患者さんが何を考えているかを推し量り、主体的に患者さんに関わっていく姿勢、リーダーシップが求められる。」と話しました。 (写真1)
その後、演習室に移動して体験実習を行いました。看護学科4年生4名が新生児のドライケア、オムツ交換などのベビーケアを指導し、参加者は簡単な講義とデモンストレーションの後、実際に新生児の人形を使って体験しました。「人形を抱くと重みを感じ、現場を想定した実践ができてわくわくした」「ただ手順通りにするだけではなく、ガーゼを動かす方向や体を拭く順番の意味も知ることも大事だとわかった」といった感想を述べる参加者もいました。 (写真2)
このほか、看護学科4年生が中心となって案内したキャンパスツアーでは、eクリニックやアメニティスペース、図書館、情報科学演習室など、出雲キャンパスならではの設備についての説明がありました。 (写真3)
また、看護師、助産師、保健師、養護教諭として現場で活躍されている卒業生からのメッセージ動画や、大学の授業やサークル活動など、“リアルな大学生活”の様子を映した動画も見ていただきました。
現役の看護学科生に質問ができるブースもあり、リラックスした楽しい雰囲気で、看護学科をより深く知っていただく機会となりました。 (写真4)
暑い中、全国から沢山の方々にお越しいただき、心より感謝いたします。ご参加いただき誠にありがとうございました。
写真1 看護学科長の説明 | 写真2 ベビーケア実習の様子 |
写真3 キャンパスツアーの様子(アメニティスペース) | 写真4 個別相談の様子 |
(医学部看護学科学生広報サポーター 取材)