公開日 2025年01月30日
12月10日に、医学部医学科の4年生を対象に白衣授与式が執り行われました。
医学科の学生は、4年次の1月から附属病院での臨床実習に臨みます。4年次から5年次には「臨床実習Ⅰ」として、1年間で全診療科を体験します。5年次から6年次には「臨床実習Ⅱ」として、内科系診療科と外科系診療科の中からそれぞれ3か所を選択し実習を行います。さらに、最後の4週間は附属病院だけでなく、県内外の病院での実習や海外研修を行います。これらの臨床実習を通じて、学生はこれまで学んだ医学の知識・技能を生かし、臨床能力を身につけていきます。
授与式では、石原医学部長が「白衣を着て病院の中を歩くということは、周りからは医者だと見られていることを忘れないように」と述べ、椎名病院長は「医療は一人で行うものではなく、あらゆる職種の人々とチームとして取り組むものであり、その一員であることを意識して臨むように」と学生たちに激励の言葉を贈りました。医学部長と病院長は、学生一人一人に激励の言葉をかけながら、白衣を手渡しました。
臨床実習では、これまでの講義で体験しなかったような課題に直面することもあるでしょう。それらの課題をしっかりと乗り越え、立派な医療人として成長していってほしいと思います。

医学部長講話

授与の様子
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学務課学生支援担当 TEL:0853-20-2088