日本初のAcute Care Surgery講座 - 開設10周年を迎えて-

公開日 2026年10月15日

 「Acute Care Surgery」は、外傷外科、救急外科、外科的集中治療、surgical rescue を専門とする外科の新たな領域として、2005年に米国で誕生した診療分野です。島根大学医学部では、2016年に日本で初めて正式な大学講座として「Acute Care Surgery講座」を設置しました。また、同年には附属病院に高度外傷センターを設置し、本格的な外傷診療を開始しました。 

 2017年8月には高度外傷センター棟が完成し、国立大学病院として初となるハイブリッドER(救急搬送された患者さんを移動させることなく、同室でCT撮影や手術などを行える施設)を整備するとともに、重症外傷患者を同時に4名受け入れることができる診療体制を構築しました。その後、全国からAcute Care Surgeryを志す若手医師が集まり、これまでに42名の医師が本講座で研鑽を積み、現在全国各地で活躍しています。

 本講座は、これからもわが国のAcute Care Surgeryを牽引する施設の一つとして、診療・研究・教育のさらなる発展に取り組んでまいります。

 

講座員一同

 

【お問い合わせ先】Acute Care Surgery講座 TEL:0853-20-2757