研究指導教員・指導の概要

 

研究指導教員 専門分野・研究Key Words
原  祥子  認知症や運動器疾患など高齢者に多い疾病や加齢による様々な障がいに関わる専門的な看護を発展させるための新規性のある研究課題を選定し、関連する医・工分野と連携・融合したこれまでの研究を基に、新たな研究方法論へのチャレンジを検討しながら、目的に即した適切な研究方法を選択・工夫し、先進的な看護学を拓く論文を作成できるよう指導する。
内田 宏美  超高齢社会における保健医療・介護の質と安全の向上に資するシステム開発や人材育成システムの開発に関連する研究課題を多面的に探索し、これまで研究を行ってきた社会学や経営学などの関連分野の知見と高齢看護学の融合による研究方法を探索・選択・応用して、目的に即した適切な研究方法を選択し、結果の妥当性を確保した論文を作成できるよう指導する。

福田 誠司

 高齢期の生活に多大な影響を及ぼす健康問題の一つである白血病を含む血液疾患と先天性代謝異常の専門家として、分子生物学分野における基礎医学的研究成果と豊富な臨床経験を基に、新規性のある研究課題を選定し、臨床医学的手法と基礎医学的手法を融合させた研究方法を選択・工夫し、データ収集・解析、論文作成の指導を行う。

橋本 龍樹

 地域の実情に応じた、科学的根拠に基づく健康指導・健康管理の方法の開発や効果の検証をするための研究課題を選定し、動物実験による発生工学的手法や分子生物学解析、生化学データの解析や病理学的解析等の医学的研究方法を検討しながら、目的に即した研究方法を選択・工夫し、多角的な視点からデータ収集・解析を行い、論文作成の指導を行う。


小林 裕太
(特任教授)

 超高齢社会における人々の健康課題を環境との関連から捉え、健康を支援する環境づくりや健康長寿に寄与し得る研究課題について生理学的研究方法や薬理学的研究方法を選択し、精度の高いデータ収集・解析、論文作成の指導を行う。

出口  顯

 超高齢社会における人々の健康課題や健康長寿を支える先端医療をめぐる文化的対応の中に研究課題を求め、生命倫理に関する諸問題を文化人類学の切り口で分析した研究の実績を生かし、適切と判断されるテーマについて、エスノグラフィーを行ううえでの倫理と計画的なエスノグラフィー研究を行うための検討、研究計画書の作成、精度の高いデータ収集と分析、論文作成ができるよう指導する

稲垣 卓司

 超高齢社会が直面している人間関係の希薄によって発生するライフステージに応じた精神・心理的課題の中から、児童から高齢者にわたる精神科医としての診療・研究を基に、支援方法を開発するための研究課題を選定し、精神医学的方法論も検討しながら目的に即した精度の高い研究方法を選択し、データ収集・解析、論文作成の指導を行う。

多田 敏子

(特任教授)

 高齢者のストレングスの概念を取り入れた生活習慣病予防や介護予防、高齢者の就業・社会交流とQOL、在宅高齢者のサポート授受、介護家族のQOL、地域の特性を捉えた共助力育成や被災者の生活支援など、超高齢期の健康生活を見据えた研究課題に対して、公衆衛生学との連携と協働による研究方法を選択し、結果の妥当性を確保した論文を作成できるよう指導する。

加藤 基子

(特任教授)

 在宅や介護施設で療養する脳血管障害者や要介護高齢者及びその介護者の健康問題の査定や支援に関わる専門的な看護の発展に資する研究課題、超高齢社会における地域包括ケアの担い手となる看護系大学生の看護実践能力育成のための教育方法の開発に資する研究課題に対して、これまでの研究成果を基に、データ収集・解析・論文作成の指導を行う。

倉鋪 桂子

(特任教授)

 高齢期の健康生活に大きな影響を及ぼすがん・脳血管疾患・脊髄損傷の高齢者及び家族への看護、東・東南アジアの高齢者施設における看護及び介護職員のケア認識の国際比較等の研究課題について、目的に即した精度の高い研究方法を選択し、データ収集・解析、論文作成の指導を行う。

小林 祥泰

(特任教授)

 超高齢社会における主要な健康問題である脳卒中や認知症、難病等の患者とその家族に対する看護、及び、疾病予防に関連した研究課題について、脳卒中の専門医としての医学的な専門知識を基に、新規性のある研究課題を選定し、頭部の画像診断を活用した臨床医学手法と脳血流量の測定を含む生理学的検査を用いた基礎医学的手法を融合させた研究方法を選択・工夫し、データ収集・解析、論文作成の指導を行う

塩飽 邦憲

(特任教授)

 超高齢社会における健康問題の中核をなす肥満、高脂血症、高血圧等の生活習慣病を予防し、人々が健康に老いるために、医療・保健行政・福祉のネットワークによる地域住民主体の健康作りの支援に関わる看護の発展に資する研究課題に対して、これまでの研究成果、および、フィールドワークの成果を基に、主に、疫学的手法を用いたデータの収集・解析・論文作成の指導を行う。
津本 優子  地域包括ケア等のネットワークにおける看護情報システムの開発や情報リテラシーを高めるための教育システムの開発に関する研究課題及び安全な健康長寿社会の実現に寄与する観点からの研究課題に対して、疫学統計法・情報学の知見を活用して、データ収集・解析・論文作成の指導を行う。
嘉数 直樹  超高齢社会における人々の健康課題を環境との関連から捉え、科学的根拠に基づく健康指導・健康管理の方法の開発や効果の検証を行うための研究課題を選定し、動物実験による遺伝学的手法や分子生物学解析等の医学的研究方法を検討しながら、目的に即した研究方法を選択・工夫し、多角的な視点からデータ収集・解析を行い、論文作成の指導を行う。
小黒 浩明  超高齢社会における主要な健康問題である脳卒中、認知症、パーキンソン病等に関連した研究課題について、脳神経系の加齢性変化を踏まえた老年医学の観点からの検討を加えるとともに、臨床医学や医工連携による研究方法を探索して目的に即した適切な研究方法を選択し、データ収集・解析、論文作成の指導を行う。