荒木さおり

2013年7月4日

 高齢者看護学コース2年
 玉造厚生年金病院 認知症看護認定看護師

2013年7月4日

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 私は,看護師10年目を過ぎたころに興味のある分野のスペシャリストになりたいと思い立ち,認知症看護認定看護師の資格を取得しました。しかし,日々関わる患者は認知症患者ばかりではなく,その多くが高齢者です。「認知症」に焦点を絞りすぎていた視野を「高齢者」に広げて改めて学び直したいという思いから大学院を受験しました。

 大学院では様々な講義を受ける度に知識の再確認ができ,さらに新たな知識を得ることができます。また職場や経験の違う同期生と講義に参加しディスカッションすることで,自分にはない視点や考えを得ることができ良い刺激を受けています。

 今後は修士論文に取り組んでいく中で研究の進め方を学びます。修了後はその学びを所属病院での看護研究指導やアドバイスという形でスタッフに返して行きたいと思っています。演習(ゼミ)では指導教授や講師の先生のご指導や同期生や先輩のアドバイスに支えられていることを実感します。

 受け身で指導を受けるのではなく,事前に学習して考えをまとめ,それをプレゼンテーションすることで自身のスキルアップにつながっていると感じています。何より大学院に通うことで沢山の人との出会いの場を得ることができました。この出会いを今後も大切にしていきたいと思っています。

 

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