研究テーマ
- 経鼻内視鏡手術の臨床的研究
- 感音難聴に対する薬物治療の開発
- アレルギー性鼻炎舌下免疫療法をさらに有効なものとするアジュバントの開発
- 頭頚部がんの集学的治療の研究
- ポストコロナ、ウィズコロナ時代の安全な診療環境の開発
内 容
- 慢性副鼻腔炎や頭蓋底病変に対する経鼻内視鏡手術の手術成績向上と機能温存・改善を目的とした臨床的検討を行う。
- 感音難聴に対する薬物治療を実現するため、内耳への薬物輸送システムについての研究を行っています。また、治療応用についても検討する。
- アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法が脚光を浴びているが、数年間の治療を必要とするにもかかわらず、その有効性は70%程度にとどまる。マウスアレルギー性鼻炎を用いて、Toll様受容体を介したアジュバントによる舌下免疫療法への修飾(修飾の機序、効果発現までの期間の短縮、効果の増強)を証明することで、さらに有効な舌下免疫療法を確立することを目指す。
- 頭頸部癌に対する集学的治療の成績を向上させるための臨床的検討を行い、また頭頚部がん患者の早期診断・治療に役立つ腫瘍マーカーについて検討する。
- 上気道を取り扱う耳鼻咽喉科診療の現場において、新型コロナウイルスのまん延を防止しながら診療を行えるデバイスの開発を行っています。