Andi送別会&川本先生歓迎会

2024.09.09

Andiが博士課程に入学したのは2020年4月でしたが、 世界的な新型コロナウイルス感染拡大のため母国での待機を余儀なくされ、来日できたのは2年後の2022年4月でした。 出雲に到着後も2週間の自室待機があり、講座のメンバーがAndiに会えたのはGW明けの事でした。 大学院の講義が全てWebとなっていたため、Andiは母国での待機中に大学院の単位を全て修得していました(真面目だなぁ~)。 ただ、博士課程修了のためには残り2年で実験をして論文を書き上げ、 雑誌に投稿してAcceptされなければならないので、あまり時間がありません。 研究テーマは緑内障の手術で使用するドレナージデバイスの圧力特性についてでしたが、 気が付いたら実験が済んでいて、データが揃っていました。 そう言えば、Andiが測定装置の前に長い時間張り付いている姿を見た記憶が…。 そして来日してから1年も経たない2023年3月に最初の論文が無事にAcceptされたのです。 しかもその後も11月にもう一本の論文がAcceptになり、大学院修了後も研究員として講座に残って研究を継続してくれました。 今年の6月にまた論文がAcceptになり、もちろん今現在投稿中の論文もあります。 このまま眼科に残って研究続けてくれたらいいのに、と思っていましたが、 残念ながら9月に母国インドネシアに帰国する事になりました。
研究だけでなく、ゴールボールの助っ人外国人としてもピカイチの活躍をしてくれたAndi、今後のスサノオアイズの行く末に不安しかありません。 体を動かすことが好きで、フットサルチームの練習にも参加していたようですし、 私が通っているボルダリングジムにも最近登りに来るようになっていました。 運動神経が抜群なのでこのまま続けたらすごく上手になるだろうなぁ、と思ってましたが、帰国すると近くにボルダリングジムが無いそうなので、 ジムのオーナーが「自分で作って営業したらいいよ、セカンドワーク!」と無責任なアドバイスを(日本語で)していました。 日本に来たからできた事できなかった事、インドネシアに戻ったからできる事できなくなる事がきっとあるのだと思いますが、 帰国しても家族と元気に楽しく過ごして、研究者としてどんどん活躍してくれることを祈っています。
と言う事で前振りが長くなりましたが、帰国するAndiと9月から1カ月研修に来られた川本先生の歓送迎会を大学近くの焼肉大和で開催しました。
Andiには医局からシャチハタ付きのペンをプレゼントしました。 Photo_Sample 名前の漢字は無理やり選びました。 安禰益寧巴(あんでいますでいぱ)。 ご利益のありそうな雰囲気にしてみましたが、本当にあるかどうかはわかりません。
ペタペタ押して楽しんでもらえるといいなと思っています。
川本先生、1ヶ月はあっという間だと思いますが眼科を堪能して下さいね!

海津 幸子


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