2024.12.21
12月21日(土)に興和株式会社東京支店で開催された、第1回 Rock Ocular Conferenceに参加してきました。
島根大学からは筒井先生が「術前リパスジル使用とシュレム管の組織学的検討」について発表され、谷戸先生が一般講演の座長を務めておられました。
一般演題では、リパスジル点眼薬がもたらす作用や有用性などに関連した各大学の研究発表をお聞きすることができました。
特に、東京大学根本先生が発表されていた、AIMという貪食促進作用のあるタンパク質の役割は興味深い内容でした。
また、特別講演では藤田医科大学の貝淵先生より、ROCKが心血管疾患や腫瘍、気管支喘息、精神疾患など様々な疾患病態に関与していること、
そしてROCK阻害薬が緑内障点眼薬としてだけではなく、脳血管痙攣の治療や認知機能改善の治療など様々な治療に結びついていることをお話しいただきました。
会場近くの東京駅周辺は、イルミネーションに灯された冬の街景色がとても美しかったです。
来年には第2回が開催されるそうなので、また機会があれば参加させて頂きたいです♪
井田 千紗子