2025.04.17~20
2025年4月17日から20日まで、東京国際フォーラムで行われた第129回日本眼科学会総会に出席しました。
私と井田先生、いつもカンファレンスに来ていただいている清水眼科の清水先生は同じ時間帯のポスター発表で、
和気藹々とした雰囲気で発表を終えることができました。
飯田先生はプリザーフロ、村上先生はハイドラスという新しい緑内障手術デバイスの成績報告をされ、
フロアの先生方からたくさん質問を受けておられました。
その注目度の高さから島根大学は緑内障診療の最先端を走っていることを実感しました。
また海津先生は高血圧マウスの血圧と眼圧の関連について、高木先生は角膜ヒステリシスと眼圧の関連について発表されており、
手術だけでなく多角的な視点から緑内障の診療や研究をおこなっているのだと感じました。
土曜日の午後はライフスタイルと眼疾患というテーマで評議員会指名講演があり、
谷戸先生が全身因子と緑内障について講演されました。
眼科2年目の私は初めての日眼参加だったので知りませんでしたが、大変名誉なことだそうです。
認知機能やAGEs、栄養指標、血圧、加齢など様々なライフスタイルと関連する因子のデータが次々に提示され情報量に圧倒されました。
普段の忙しい診療と同時並行でこんなに大量に研究を進められていたことに驚きました。
講演後はbillsで祝賀会がありおいしいご飯とパンケーキをいただきました。
初めて日眼に参加しましたが、新しい知見を得ることができ大変充実した学会でした。
大谷 雛瑚