2025.07.11-12
今回の日本光医学・光生物学会は富山で開催されました。富山での開催はこれで3回目になりますが、
3回全てに参加していることに気付いて少しびっくりしました。
最初の訪問は今から18年前、第29回大会でした。
翌年の第30回大会を松江で開催することになったため、
学会の下見を兼ねて当時としては大勢の5人ほどで参加したのを覚えています(そして大して下見しなかったような記憶が…)。
2回目は6年前、受付をしたら、お土産として2合ほどのお米の入った可愛らしい和風柄のきんちゃく袋を渡されました。
Uターンして富山の製薬会社に勤務していた大学の同期が谷戸教授に面会するため会場に来ており、
「最近富山で売り出し中の新銘柄のお米があるからそれに違いない」と言われたのですが、開けてみたらお隣の新潟県上越市のお米でした。
何故?と疑問に思ったのを覚えています(他の記憶はほとんどない)。
そして今回の3回目、一番記憶に残っているのはとにかく会場が寒かったことです。
長袖のカーディガンを着ていても、もう一枚何か欲しいと思うほどの極寒。
周りを見回せばスーツの上着を羽織りだす参加者の皆様。
寝たら死ぬ、と思いながら例年通りよくわからない内容の発表を聞きました。
しかも今年は一般演題の発表時間がわずか6分という短さで、理解する前に切り替わっていくスライドに(おそらく色々と)省略されている説明。
訳の分からなさ倍増。凍えながらふと前方に視線をやると、極寒の地でも半袖シャツ姿のまま座る谷戸教授。
もしや、寒くない場所がある?都合のいい事に、もうすぐ座長を務める事になっていたセッションの時間がやって来ます。チャンス。
目的:会場内に寒くないところがあるか確認する
方法:いそいそと座長席に座ってみる
結果:座長席も寒い。結局凍えながら座長を務める
考察:富山国際会議場は室内まんべんなくよく冷え、
谷戸教授は冷房に強いと思われる
なお、昨年度の大会で学会長を受賞した谷戸教授の講演は、まだ冷房の効果がマイルドだった1日目の午前中に行われました。
学会賞は例年退官までカウントダウンの始まった先生が受賞されるのが常でしたので、退官まで10年以上残している谷戸教授がなぜ選ばれたのか…。謎です。
来年は大阪市内で開催されるそうですが、寒くない事を期待しています。
海津 幸子