2025.11.09
出雲市で緑内障に関する研究会を開催しました。
今回で42回目の開催ですが、日本緑内障学会が36回ですので歴史のある会です。
一般演題は5題ありましたがどれもレベルが高く、それぞれが論文発表できるレベルのデータ提示でした。
特に、今回は長崎県の森茂先生も遠路講演にお越し下さいました。ありがとうございました。
また,National University of SingaporeのPaul Chew教授とVictor Koh先生が意見交換のために島根においで下さっていましたので、
Koh先生にはPaul Glaucoma Implantの紹介を兼ねて、その特徴、手術成績、手術に関するコツについて基調講演をして頂きました。
特別講演では、東京大学の坂田礼先生から、多様になった緑内障手術について、現在の適応の考え方について教えて頂きました。
東京大学では年間1400件の緑内障手術を行っておられ、
その中でもプリザーフロの手術件数が増えている状況、その理由について詳しく解説頂きました。
今回は演者が多彩で、大変充実した研究会となりました。
谷戸 正樹



