2023.12.10
12月10日(日)に神戸市で開催された兵庫県ゴールボール大会に参加してきました。
市岡先生が記事を書くという話でしたが、なかなか書いてくれないし、今年の記事は今年のうちに、という事で私(海津)が記事を書きます。
さて、今大会は河野先生が9日に米子市で研究会があるために不参加、
助っ人外国人アンディは大会翌日の11日(月)に博士課程の学位審査があるのに参加しようとするので、
万一のことがあってはいけないと佐野先生が説得してお留守番してもらいました。
となると、試合に出られるのは佐野先生、市岡先生、鳥取のケイ君の3人だけです。
ベンチどうする?ということで、私(海津)がベンチ要員として参加することになりました。
前日の9日に姫路に移動、あなご飯を食べてその美味しさに感動し、国宝姫路城を見てその大きさに感動し、
夜は退職された小山先生を呼び出して焼肉を食べるなど充実した一日を過ごしました。
ちなみに焼肉だけでやめておけばよかったのに、二軒目で軽くお酒飲んだ後にパフェなんて食べてしまって翌朝まで胃もたれする始末。
次回は胃薬を持参しようと思いました。
翌日は電車で神戸市の須磨区にある兵庫県視覚支援学校まで移動し、別行動をしていたケイ君と合流しました。
我々が参加するクラスは全部で6チームだったのですが、日本選手権3位のチームだけでなく普段から練習を重ねている強豪ばかりで、当然我々よりも上手…。
練習を見るだけでとにかくボールが早くて重い事が判ります。
加えてこちらは普段なかなか練習もできず、試合が練習替わりで、しかも今回は人が足りずに交代すらできない状態。
そんな中、スサノオアイズは頑張りました。
最初の試合で顔面にボールが当たった佐野先生は、途中の記憶を失いながら最後まで身を挺してボールを止め、腰の痛みに耐えながらボールを投げ続けました。
センターの市岡先生もひたすら転がってくるボールを右に左に転がりながら止めていきます。
止めては立ち上がり、投げてはまた転がる市岡先生。
ベンチで声を出すだけの私(防寒用のフリース着用)と対照的に額から流れ落ちる汗。
うん、やっぱり市岡先生は禁煙した方がいいと思います。
そしてケイ君も最後は握力がなくなって左手でボールを投げていました。
そうして最後の一試合(やや泥仕合の様相を呈していましたが)、なんとか一点差で勝つことができ、6チーム中5位という成績で大会を終える事ができました。
今回私はベンチ要員としてタイムを取ったり(交代要員がいればメンバーチェンジを申請したり)、コートの状況、ゴールが決まった(決められた)状況を伝える役目でした。
ゴールボールはコートの中にいる選手だけでなく、ベンチからの情報もとても大事だということを実感しました。
また、日本選手権に出場するようなレベルのチームの試合を初めて見たのですが、そのボールの速さ重さ(実際に受けたわけではありませんが)に驚きました。
ゴールボールをやってみるのは少しハードルが高いかもしれませんが、観戦するだけでも面白いスポーツです。
来年のパリパラリンピックでは男女の日本代表が出場権を獲得していますので、どんな試合をしてくれるのか今からとても楽しみです。
海津 幸子