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麻酔科
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ペインクリニック・緩和ケア
麻酔科

手術麻酔

当科では手術のために全身麻酔が必要な患者さんに対する術前診察、手術中の麻酔管理、術後痛のコントロールを中心とした術後回診をすることで周術期の全身管理を行っています。

診療体制

日本麻酔科学会専門医15名、同指導医6名、厚生労働省麻酔科標榜医20名 (重複あり) を中心に専門のスタッフが、術前診察、手術中の麻酔管理、術後鎮痛を含む術後回診を行っています。

診療内容

1.術前診察

麻酔科外来で大手術を受ける患者さん、全身状態に問題となる合併症をもった患者さん、比較的全身状態良好で手術の前日に入院となる患者さんの術前診察を予約制で行っています。麻酔科医は、麻酔をするのに必要な問診内容を確認し、麻酔・全身管理に必要な血液検査、胸部レントゲン検査、心電図、肺活量の検査結果を評価します。麻酔科医は、一般的な聴診や打診、触診などの診察に加え、気道確保の難易度の評価や区域麻酔を施行予定の場合は脊椎や関節の診察をしています。これらの診察をもとに患者さんの全身状態・手術方法などを勘案して麻酔・周術期管理の方針を立て、患者さんご本人およびご家族の方に麻酔法・周術期全身管理についての必要性や起こりうる合併症について説明を行っています。


2.麻酔・周術期全身管理

当科の術中の麻酔・全身管理の特徴としては、手術により患者さんに加えられるストレスを軽減させるために、ストレスが加わることを遮断できる神経ブロック (硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、超音波ガイド下末梢神経ブロック)を全身麻酔に併用する方法を重視していることが挙げられます。年々麻酔科管理症例は増加しており、2013年度は麻酔科による3000例以上の麻酔・周術期全身管理が行われ、全身麻酔管理2600例中の約半数に硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、超音波ガイド下末梢神経ブロックを併用いたしました。各手術室には、担当の麻酔科医が患者さんの手術中の全身管理をするとともに、各手術室の全身管理モニターをセントラルモニター室と直結させ、麻酔科医を統括する麻酔科医のリーダーがセントラルモニターを看視することで安全な麻酔・全身管理を行っております。


麻酔科は術後管理にも積極的に関与しており、手術後の痛みを軽減するために、それぞれ患者さんの受けた麻酔、手術、患者さんの全身状態に応じた患者自己調節鎮痛法(硬膜外鎮痛、末梢神経ブロック、静脈内鎮痛)を中心とした術後鎮痛法を積極的に行っています。このように麻酔科が麻酔・周術期管理を行うことにより、全身状態に問題となる合併症のある患者さんや御高齢の患者さんにも安全に手術治療を可能とすることで、急性期医療に貢献しています。