看護師のキャリアアップ:大学院での学びと専門性の向上

公開日 2025年04月18日

 医療の高度化・複雑化に伴い、看護職においても、さらに高度で専門的な学識と実践能力が求められるようになっています。文部科学省の2022年度調査によると、全国の看護系大学280校のうち、国公立大学では9割以上、私立大学では約6割に修士課程(博士前期課程)が設置されており、全国で2,589人が修了しています。

 島根大学医学部では、2016年に県内初の看護学の大学院を設置し、これまでに200名以上の方が修士(博士前期課程)を取得しています。修士課程では、体系的な研究方法と専門分野の高度な知識・技術、組織的に問題解決を図るための総合的な判断力やリーダーシップを習得することを学修目標とし、資格取得につながる助産学コース、老人看護CNSコース、看護管理学コースなど、全9コースを設置しています。

 専門看護師や認定看護師の資格取得を目指し、病院に勤務しながら大学院に通う看護師も多くいます。専門性がますます求められる現在、それぞれのキャリアビジョンに合わせて、大学院でのキャリアアップを考えてみませんか。

 

看護師イメージ

 

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