一般検査室・詳細
概要
・一般検査室では、患者様から採取された尿、便、体腔液の検査を行っています。
・尿定性検査、尿沈渣検査、便潜血検査、便中カルプロテクチンの検査を行なっています。
機器の紹介
・尿自動分注機 UA-ROBO
外来採尿トイレより尿コップで提出された尿をスピッツに自動で分注を行います。
依頼項目をバーコードより判断し、尿定性沈渣スピッツ、尿生化学スピッツ、尿定量スピッツ、
BJ蛋白用スピッツに分注されます。
・自動尿定性分析装置 US-3100R plus
尿定性(比重、pH、尿糖、尿蛋白、尿潜血、ケトン体、ビリルビン、ウロビリノーゲン、
亜硝酸塩、白血球)を試験紙法で測定しています。
・尿中有形成分分析装置 U-SCANNER Ⅱ
サンプリング、染色、スライド作成、画像撮影、有形成分の分類・計数を自動で行う装置です。
尿中の赤血球、白血球、上皮細胞、円柱、細菌を分類します。
定性検査と有形成分に異常を認めない検体の場合は自動で結果報告を行います。
・便潜血測定機 OC-SENSOR DIANA
便潜血検査を全自動分析を行う装置です。ラテックス凝集反応時の透過光成分の変化量を
検出することにより、検体の抗原量または抗体量を測定するラテックス比濁法を採用しています。
・全自動便尿分析装置 AA01
糞便中のカルプロテクチンの測定を行なう検査です。
糞便中のカルプロテクチンと試薬中の金コロイド標識抗ヒトカルプロテクチンモノクロナール抗体が
抗原抗体反応を起こします。この反応によって、抗体に標識された金コロイド粒子が凝集して生じる
色調変化を光学的に測定し、カルプロテクチン濃度を求めます。