遺伝カウンセリングについて

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内容について

遺伝性疾患

遺伝性の病気の可能性があると主治医に言われた。詳しいことを知りたい。

がんと診断された。家族にがんが多い。遺伝のリスクがあるのなら知りたい。

A.

主治医からの情報とクライエントさんの家系情報・症状などから、医学的根拠に基づいた情報を提供致します。
クライエントさんの悩みをともに整理し、ご希望があれば、遺伝子検査についてご説明します。
検査の結果によって、ご自身やご家族の今後の健康に活かせる場合もあります。
そのような情報も含め、検査を受ける強みや弱みをともに考えましょう。

親が遺伝病だった。私もそうなのだろうか。

A.

病気の種類によって、「遺伝形式」や「子で発症するリスク」は異なります。親さんの病名やどのような遺伝子に原因をお持ちかを参考に、子に伝わる可能性があるか情報提供します。
現時点でクライエントさんに症状がない場合は、発症前の診断となります。病気の種類にもよりますが、発症する前に将来の発症を予測することが可能となります。遺伝子検査を受ける前に、陽性結果の場合予測されること、予防法や治療法の有無について十分に理解した上で検査を受けることをお勧めします。ご希望の場合は、その病気に関する専門の医師や医療スタッフと協力して支援致します。

先天性・小児の遺伝性疾患

子どもが先天性の疾患だ。原因を知って今後の健康や治療に活かしたい。

A.

子どもさんの症状や家系情報などから、原因について検討し情報提供を行います。
染色体や遺伝子の特徴を知ることによって、今後の成長や健康、治療に活かせる場合があります。一方で、今後のことや遺伝情報を知ることで不安になるご家族もいらっしゃいます。子どもさんご自身も、自らの疾患に向き合うことも必要となってくるかもしれません。
これらのことをともに考え、本人及びご家族が意思決定できるよう支援を致します。

出生前診断・周産期

高齢妊娠のため、赤ちゃんに病気があるか心配だ。

A.

両親が高齢の場合、赤ちゃんに何等かの先天性異常が起こる確率は上昇します。
ご夫婦の不安を整理し、必要な情報を提供します。当院では、NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)・クアトロテスト・羊水検査を受けることが可能です。
赤ちゃんの病気が疑われる場合は、小児科・産科と連携し出産と育児に関する情報をお伝えするなど支援体制を整えるお手伝いをします。

流産を繰り返している。前回の妊娠時に染色体異常があると言われた。

A.

流産の原因を検討し、医学的根拠と今後の妊娠の可能性についてお伝えします。
着床前診断についても、産科と連携し情報提供する体制を整えています。

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