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島根大学医学部 放射線医学講座は患者様のために最先端の画像診断技術を提供します。

TEL. 0853-20-2289

〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1

教育・研修Education

入局,研修制度についてご案内します。

入局について

近年,放射線医学の進歩は著しく,放射線科医師の需要はきわめて高まっています。当科では,今後ますます重要性の高まる放射線医療のエキスパートを一人でも多く育成することを重要課題として取り組んでいます。 放射線医学に興味のある若手医師を広く募集していますので、お気軽にご連絡下さい。見学なども大歓迎です。


初期研修

外来と検査部門(主として放射線部)における放射線科診療を通じ,画像診断学・interventional radiology (IVR)・放射線治療学の基礎的な知識と技術を習得し,その知識に裏打ちされた適切な検査・治療計画を立案できるようになることを目的としています。 あわせて患者様やご家族,他科の医師や医療スタッフに対し,画像所見と検査・治療の概要について,分かりやすく説明する能力を身につけることも必須事項です。

1.外来業務

診察補助員として外来医の手助けをしながら,各種悪性腫瘍などのさまざまな疾患について放射線科と各科との連携を理解します。 放射線診断外来では適切な画像診断検査の立案,IVRにおける治療方針の決め方について学びます。

2.病棟業務

主としてIVR・放射線治療を行う入院患者さんに対し,放射線科と他診療科指導医とともに主治医団の一員となり,入院患者の治療に携わっていただきます。 画像検査を中心として病状を正確に把握したうえで各種治療法の適応を検討し,患者個々の病状に応じて治療方針を決定します。治療中および治療終了後には、治療効果や有害事象の有無についての評価を行います。

3.検査部門(放射線部)業務

放射線科指導医とともに中央診療部門である放射線部の業務を補助し,実際の症例を通して読影方法を研修します。検査の技術的事項と手技についての理解を深め,消化管透視検査・CT下生検・血管造影・動脈塞栓術等の補助に携わります。 また,検査の禁忌やアナフィラキシーショックへの対応について研修します。

後期研修

日々進歩する放射線診断・治療技術を習得した放射線医は,診断過程での重要なキーマンであり,患者に優しい低侵襲治療を行う医療の主役です。 こうした放射線科医は多くの病院で求められています。後期研修は以下のふたつのコースにわかれています。

1.専門医養成コース

放射線科専門医として主たる関連病院の部長をはじめ,リーダーとして活躍する人物を養成するプログラムです。 放射線科専門医を取得するには,初期研修終了後3年目から日本医学放射線学会の認定する修練機関(島根大学医学部附属病院とその関連病院)で放射線診断,放射線治療,IVRの全てを3年間研修する必要があります。 また,その内の1年間は,日本医学放射線学会の認定した総合修練機関(島根大学医学部附属病院など)で研修する必要があります。 6年目夏に放射線科専門医試験を受験・合格後,放射線科専門医になった上で2年間,放射線診断・IVRを専門的に研修し,放射線診断専門医試験を受験できます。 これに合格することで,最も早くて8年目に放射線診断専門医を取得することができます。

2.研究者養成コース

研究者養成コースは教員スタッフを育成するプログラムです。博士号を取得し,大学並びに研究機関において教育・研究を行う指導的立場の人材を養成することを目的としています。 卒後3年間は大学病院で放射線医学の基礎を学び,関連病院などで研修を重ね,一般放射線科医の基礎的技術・知識をつけます。 6年目に大学院にて研究および臨床に研鑽を積み,8年目に放射線科診断専門医を取得します。9年目終了時に大学院を卒業し,博士(医学)の学位を取得します。

3.質問など

連絡先 島根大学医学部放射線医学講座
  教授 楫 靖   mail → ysskaji3@med.shimane-u.ac.jp  

バナースペース

島根大学医学部附属病院 放射線科

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島根県出雲市塩冶町89-1

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FAX 0853-20-2285