04_島大医学部SCOP 全国医学生BLS選手権大会 3度目V!

SCOPとは?

SCOP(Skill Conquest and Output Program)は、学生同士が医療手技を学び、教えあうことを目的に誕生したサークルで、月2~3回、11名(コアメンバー)で活動しています。臨床実習に向けて、身につけるべき医療手技の実践を中心に、シミュレータを使ったBLS(Basic Life Support:一次救命)の練習や、心音・呼吸音の聴診などを行っています。

全国医学生BLS選手権大会で3度目の優勝

「全国医学生BLS選手権大会」(心肺蘇生法を含めた一次救急救命の知識・技術を競う大会)には、第1回から出場し、毎年上位入賞を果たしています。2019年11月に行われた「第5回全国医学生BLS選手権大会」では、過去最多の32校が出場した中、SCOPは2年ぶり3度目の総合優勝の栄誉に輝きました。 

凱旋報告

 優勝したSCOPのメンバー5名は、2020年1月、医学部長へ凱旋報告を行いました。

「大学の伝統をつなげていくというプレッシャーもありました。練習では、お互いに厳しく評価し合い、技術を高めていきました。」「初めは優勝など考えてもいませんでしたが、だんだん熱中し、大会では絶対勝つ!という意気込みで臨みました。」と、練習や大会の様子を話しました。 

さらなる活躍を

 「全国大会で救急専門医にも認められた島大SCOPのBLSを、他の学生へ伝達していきたい。また、学内に留まらず、地域住民の方々へのBLS普及も行っていきたい。」

 「クリニカルスキルアップセンターには、最新のシミュレータなどの設備が充実している。さらに、狩野先生やスキルアップセンターの先生方、そして先輩方にも熱心に関わっていただき、技術を磨いていくことができる。この恵まれた環境を活かして、全国規模のBLS勉強会を島大で開催し、BLSの普及活動を島根発で活性化していきたい。」と、メンバーたちは、医学部長に今後の抱負を語りました。

 SCOP表敬  

(前列左から、白鳥 博之、鬼形 和道 医学部長、狩野 賢二 クリニカルスキルアップセンター長、根本 卓也、後列左から、足立 元、立岡 慶祐、滝沢 章(2019年度メンバー全員 医学科4年))