研究テーマ

• 地域共通の社会的処方の実践モデルシステムの開発
• 持続可能な地域医療の実践

＊当講座では一緒に講座を盛り上げてくださるメンバーをお待ちしています。ぜひ、講座のホームページの方もご覧ください。
https://www.shimane-gp.com/

内　容

　社会格差(所得、地域、雇用形態、家族構成等)は健康格差に繋がることが明らかとなっている。その対策の一つに、医療者が患者の生活背景に着目して必要な公的支援・地域資源等へのアクセスを積極的に促す「社会的処方」がある。当講座では、患者の社会的背景について系統的に聴取する方法を開発し、また、利用可能な社会制度や地域資源についての情報を医療に携わる多職種間で共有し、効果的に社会的処方を実践する仕組みを開発している。

　また、地域の健康増進や街づくりにおいて総合診療医が果たしうる役割についても実践的・地域密着型の研究を行なっている。