（平成25年2月1日：報道発表）

　去る２月１日（金）第１回の島根大学医学部附属病院経営懇談会を開催しました。
この懇談会は，外部有識者を招き，病院の管理運営，経営改善及び臨床教育改善などについて意見を得ることを目的としています。
　外部有識者としては，広島大学病院 整形外科 診療科長・教授 越智光夫氏（前広島大学病院病院長），社会福祉法人 恩賜財団 済生会熊本病院 院長 副島秀久氏（元日本クリニカルパス学会総会会長），並びに，公益財団法人 星総合病院 理事長 星 北斗氏（元日本医師会常任理事）をお招きし，本院からは，井川幹夫病院長，副病院長及び診療科長等のメンバー１２名が出席しました。
　当日は，再開発の最終年度を迎え，ほぼ完成した外来中央診療棟の各施設及び新病棟（Ｃ病棟）の視察を行った後，懇談会を開催し，病院運営改善の状況，診療体制整備状況，高度医療人育成事業の取組，医師・看護職員確保対策及び医療連携と支援など，病院運営全般に亘り幅広く活発な意見交換が行われ，大変有意義なものとなりました。
　特に有識者の方からは，リニューアルされた各施設や高度医療に対応した最新の機器を活用し，新たな教育・診療・治療や経営改善の取り組み及び県内救急医療支援の取り組みなど，積極的に病院の管理・運営に着手されており，今後が期待されますとの発言がありました。
　今回頂いた意見（提言）は，「附属病院経営企画戦略会議」を中心に各委員会等に諮り改善等に取り組むこととしています。

＜懇談会風景＞
（正面左：越智委員，中央：副島委員，右：星委員）