喫煙は、呼吸器疾患はもちろん、心筋梗塞(こうそく)、脳卒中などの循環器・脳血管疾患、さらにはほとんどのガンを引き起こし、さまざまな病気を悪化させる要因となります。喫煙は万病の元と言っても過言ではありません。また、入院中の喫煙は、本院における治療の効果の妨げとなる可能性があります。特に手術を受けられます患者さんにとっては、喫煙は術後の合併症を引き起こす危険性を高めるなど、重大な支障となります。
本院は地域の皆様の命と健康を守り、患者の皆様には最適な療養環境を提供するという社会的使命を担っております。さらに、タバコを吸われない方々の受動喫煙の完全防止、及び火災防止の観点からも、病院敷地内(建物内、駐車場も含め屋内外を問わず)は平成19年より全面禁煙としています。
加えて、平成27年4月1日より附属病院敷地に隣接します医学部キャンパス敷地内も全面禁煙としました。また、周辺道路は一般の方々の歩行路や学童の通学路になっていますので、受動喫煙防止にご配慮ください。
なお、本院は禁煙への協力をお願いするだけではなく、禁煙外来を設けるなど、禁煙への支援についても積極的に取り組んでおりますことを申し添えます。
患者の皆様をはじめ、ご家族、お見舞い・ご面会の方々、ご来院の全ての皆様に、上記の趣旨をご理解いただき、禁煙にご協力くださいますようお願い致します。
附属病院長 椎名 浩昭