公開日 2009年10月21日
中国・四国ブロック緊急消防援助隊の合同訓練が10月15日、16日の両日、出雲市を主会場に3市1町であり、中四国9県の消防隊107隊、自衛隊、警察、DMATら約500名が大規模災害を想定した訓練を通し、連携強化を図った。
1日目は、午前9時に出雲市を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定により、災害対策本部からのファックスによる、本院の被災者受入れ状況の確認訓練、出雲ドーム(野営訓練会場)への参集訓練を行った。
出雲ドームでは、消防と医療の連携活動の机上シミュレーション、本院の畑救急部講師による、災害現場におけるストレスマネージメントについての講義が行われた。
2日目は、斐伊川河川敷公園に移動し、大地震に伴う多重衝突や土砂災害、倒壊建物等の発生に即応した訓練を展開した。
本院DMATも、出雲ドームでの野営訓練に参加し、2日目には、緊急消防援助隊と連携し、傷病者のトリアージ、傷病名、安定化処置、搬送判断等を行う救護活動訓練を行った。
トリアージを行う島根大学医学部DMAT
本院DMAT 右から柿丸医師,岩田看護師長,
渡邉看護師,土井薬剤師,田邊医療サービス課専門職員