公開日 2014年03月10日
当院でボランティアをされている方々から、「車いすの操作方法を知りたい」「移乗ってどうすれば楽にできるの?」「患者さんを乗せて押すとき、エレベーターにはどの方向で乗ればいいの?」などの声が上がり、リハビリテーション部の山﨑作業療法士・石田理学療法士が講師となって、3月5日(水)と3月6日(木)に車いす介助の講習会を開きました。
3月5日は医療サービス課職員等を対象として、車いすの乗り方や進め方、段差やエレベーターでの操作方法など、2人1組で実際に車いすを用いての実技指導が行われました。
3月6日は病院ボランティアの方々を対象として、前日の実技指導に加えて、車いすの種類や介助時の留意点などを写真やイラストを使って解説する講義も行われました。
参加者からは以下の感想が述べられました。
- ブレーキのある位置や車いすの開閉の仕方など初歩から教えてもらえてよかった。
- 力任せに段差を上がっていたが、ティッピングレバーの存在を知って全く違うことに驚いた。
- 点字ブロックの上など振動の伝わり方がすごく、ブロックを避けて走行しないといけないことが分かった。
- 車いすに乗っている人に怖いと言われ、自分の押していたスピードが非常に速かったことに反省。
- 患者さんの腕を持った場合の立ち位置、車いすに移乗するときの体を持つ位置など、今まで疑問に思っていたことにすぐに答えてもらえてよかった。
- 車いすのメンテナンス箇所について知ることができてよかった。
- エレベーターの車いすボタンは位置に意味があるだけでなく開閉時間にも関係していたことには驚きだった。
エレベーターに乗り込む様子
段差の上り下りの訓練
講義の様子その1
講義の様子その2