公開日 2011年11月28日
11月14日は国際連合と国際糖尿病連合が定めた「世界糖尿病デー」です。現在、世界で糖尿病とともに生きる人の数は3億6600万人、10秒に3人が新たに糖尿病を発症していると言われています。世界の糖尿病人口は世界的な脅威となっており糖尿病の予防・治療・療養を喚起する啓発活動を推進する事を世界に呼びかけるため、またその脅威に対して一致団結しようとの狙いで、世界各国で著名建造物のブルーライトアップイベントが行われました。
出雲市では島根大学医学部附属病院内分泌代謝内科医師と1型糖尿病サロンの患者メンバーで企画しシンボルマークであるブルーサークル花火を打ち上げ ました。糖尿病患者、医療関係者、出雲市民などから募金を呼びかけ打ち上げ費用に充てました。
11月14日当日は秋の夜空に75発の花火が輝きました。約40名の患者、医療スタッフが神戸川土手(出雲市)に集まり、また、附属病院窓からは入院患者や病院スタッフが夜空を彩るブルーサークル花火を鑑賞しました。季節外れの花火はとても美しくとても好評でした。
このイベントを通して一人でも多くの方に糖尿病について興味を持って頂き、そして知識を深め予防や治療の大切さを理解してもらえることを期待しています。
島根大学医学部附属病院内分泌代謝内科 守田美和