公開日 2011年08月12日
8月9日(火)の午後,島根県内の高校生を対象に手術部体験学習を実施しました。
この体験学習は,手術の現場を高校生が実際に体験することにより医療への関心を高めて,将来医師,看護師や薬剤師等の医療従事者を目指す人材を増やすことを目的として毎年実施しており,今回は県内9校から32名の参加がありました。
井川副病院長の挨拶,佐倉手術部長からの注意点などの説明が行われた後,グループに分かれて次のプログラムを体験し,医療実践に触れました。
【プログラム内容】
- 実際に行われた手術の見学(術衣着替え,手洗いを行い手術室に入室)
- 眼科「白内障手術」ウェットラボ(豚の眼球を用いた白内障手術の体験)
- 腹腔鏡手術のトレーニング体験(バーチャルリアリティー手術シミュレーターを用いた腹腔鏡手術の疑似体験)
- 臨床工学技士業務の見学(人工呼吸器などの機器の説明,シリンジポンプ操作体験)
体験学習終了後のアンケートでは,「医師を目指したいという思いが強くなった。」,「医学部進学に対してのモチベーションが上がった。」などの感想が数多く寄せられ,今回の企画の目的を達成できたことが確認できました。
手術部見学の様子キャプション1
眼科「白内障手術」ウェットラボ
腹腔鏡手術のトレーニング体験
臨床工学技士の業務見学