公開日 2017年08月17日
平成29年8月5日(土)医学部附属病院C病棟西側に高度外傷センター棟が完成し、記念式典および内覧会を行いました。
本棟は、鉄骨造3階建てで、1階に外傷初療室(3床)とハイブリッドER(国公立大学初導入)を配置し、2階に医局、3階には手術室2室を新設しました。
ハイブリッドERでは、重症外傷患者の治療と検査を同室で実施できるため、救命率のさらなる向上が期待されます。
C病棟1階で行われた完成記念式典では来賓70名の方々に臨席を賜りました。溝口善兵衛島根県知事、森本紀彦島根県医師会長から祝辞をいただいた後、服部泰直学長と井川幹夫病院長が挨拶しました。
その後、渡部広明高度外傷センター長が事業内容を紹介し、「県全域の外傷患者を集約し、救命・機能回復を目指す災害医療の拠点として、高い水準の外傷・救急医療を展開します。」と説明しました。
式典後、高度外傷センター棟正面でテープカットを行い、引き続き、式典出席者内覧会を行いました。
午後からは地域住民を対象とした内覧会を行いました。214名が訪れ、最新の機器などに大きな関心を寄せていました。
本センターは8月21日(月)から本格運用します。
服部学長の挨拶
井川病院長の挨拶
テープカットの様子(向かって右から、安野光雅美術館齋藤副館長、福代市議会議長、高見県議会議員、下森津和野町長、伊藤出雲市副市長、森本島根県医師会長、溝口島根県知事、服部学長、井川病院長、渡部高度外傷センター長)
ハイブリッドERについて説明する渡部高度外傷センター長