公開日 2013年10月01日
(平成25年10月:最新治療)
病態病理学・講師 磯村 実
乳がんのうち約5%は遺伝性で、その多くはBRCA1またはBRCA2遺伝子の変異が原因です。これらの変異を持つ人は乳がんや卵巣がんの発症あるいは治療後に再発する危険性が高いことが知られています。遺伝子検査で変異の有無を調べることにより、がんの早期発見や予防に結びつけることができます。検査を希望される方はまず医師による遺伝カウンセリングを受けていただきます。検査は保険適用外で自己負担額は約25万円です。