公開日 2011年09月01日
(平成23年9月1日:報道発表)
島根県は,現在,二次医療圏域において確立されつつある認知症の早期発見・治療の体制を基盤としながら,かつ,認知症対策を推進していく上で専門的立場から助言できる保険医療機関として,平成23年7月1日付けで島根大学医学部附属病院を「認知症疾患医療センター」として指定しました。
本院では,島根県からの業務委託による業務開始に合わせ,平成23年9月1日に認知症疾患医療センターを開所しました。
当日,開所に際し,午後2時から開所式が行われ,式には西尾 聡島根県健康福祉部次長,小林病院長,センター長の山口修平教授(内科学講座内科学第三)ほか関係者が出席し,看板の除幕式が行われました。
その後,本部棟5階大会議室において記者会見が行われ,西尾 聡島根県健康福祉部次長から,高齢化の進展により認知症高齢者は,今後さらに増えていくことが想定されるため,島根大学医学部附属病院を中心に認知症疾患医療の取り組みを行っていきたいとの挨拶がありました。
続いて小林病院長からは,本院での認知症疾患に対する治療等はこれまでも行われてきているが,本センターを中心に認知症疾患医療に関する取り組みを行い,県民に貢献したいとの抱負が述べられました。
本センターの事業と島根県における認知症対策の状況について島根県から説明が行われ,最後に,センター長に就任した山口教授の紹介がありました。
【スタッフ】
センター長 山口 修平(兼:(内科学講座内科学第三 教授))
副センター長 堀口 淳(兼:(精神医学講座 教授))
専任医師 山口 修平
臨床心理技術者 黒田 陽子
看護師 小池 節子
医療相談 稲垣 文子(看護部看護師長)
事務補佐員 山根 千鶴子
【場 所】
第4共同研究棟1階102号室 認知症疾患医療センター
〔 電話:(0853)20-2630 (内線:2630) 〕
除幕する西尾島根県健康福祉部次長(左),小林病院長(中),
山口センター長(右)
記者会見の様子