（平成25年7月28日：報道発表）

　平成２５年７月２８日（日）医学部附属病院外来中央診療棟３階カンファレンス室「だんだん」にて神在りの圀メディカルカフェを開催しました。
　順天堂大学の樋野興夫教授が提唱されているがん哲学外来は日本全国に波及しつつあります。今年４月１１日本院にて樋野教授にご講演いただいた「神在りの圀メディカルカフェ開設記念特別講演会」からヒントをいただき、初回メディカルカフェ開催に向け「神在りの圀メディカルカフェ準備委員会」を開催し話し合いを重ねてきました。準備委員として本院医療関係者、外部のがんサロンスタッフの方、ご賛同いただける方に加え医学生、看護学生が参加しています。
　開催にあたり，井川病院長からがん医療に対する本院の取り組みの説明があり，その一つとなるこのカフェに対してエールが送られました。
　このカフェでは，相談者と準備委員、見学に来た医学生、看護学生がテーブルを囲み懇談形式で進められました。種々の不安を抱くがん患者さんのつらい思いを共有できるひと時を通じ，爽やかな風を送ることができたと思います。
　がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン「ICTと人で繋ぐがん医療維新プラン」の連携大学である岩手医科大学の外来化学療法室長柏葉匡寛講師も応援に駆けつけていただき，活気に満ちたカフェとなりました。
　本院ではこのような取り組みを続けることにより，皆様の人生の後押しを続けていきたいと考えています。