口腔顎顔面外科専用の最新手術シミュレーションソフトの導入について記者会見を行いました

公開日 2014年06月17日

(平成26年06月17日:報道発表)

 歯科口腔外科学の菅野貴浩かんのたかひろ講師から,本年度より当院歯科口腔外科へ導入されたコンピュータシミュレーションソフトは世界最新・最先端のものであり,解剖学的及び機能的に極めて複雑である口腔外科手術において,その正確性と低侵襲性の実現に極めて有用である旨説明がありました。

 このシミュレーションソフトは,CTスキャンデータを元にコンピュータで手術のシミュレーションを行うことで,手術後の状態を非常に高い精度で確認することが可能です。また,これまで手術をしてみなければ分からなかったことが、実寸大でシミュレーションをすることができるため,今まで以上に顔の形と機能を回復させることが期待できます。

 菅野講師は実際にシミュレーションソフトを使いながら説明を行い,「従来は模型等で患者さんに説明を行っていたが,説明することが難しかった。しかし今回導入されたシミュレーションソフトを使えば患者さんに説明がしやすく,患者さんからも分かりやすいと評判が良い。」と述べました。

(記者会見の様子)

記者会見の様子

向かって右から:菅野貴浩かんのたかひろ講師,井川幹夫いがわみきお病院長,関根浄治せきねじょうじ教授,渡邊正章わたなべまさあき臨床助教